世界を巡り、奇跡の木・モリンガに出会う。
日本に広めるため、まずはお茶に。そして次なるアイデアは?

C TEA WORLD
福岡県飯塚市下三緒171-170
■代表者: 田村 千賀
■創業: 平成28年11月1日
■計画承認日: 平成31年3月31日
 
■TEL: 0948-29-0585

海外が好き。お茶が好き。自身の生き方を通して生まれた、珠玉の逸品

「C TEA WORLD」という会社は、まずは代表の田村さんがとてもユニーク。シンガポールを皮切りに、アメリカやヨーロッパ、アジア各国への留学・仕事の経験があり、様々な国の文化や考え方に触れてきた。
田村さんが各国を巡るなかで強く惹かれたのが、シンガポールで出会ったモリンガ。インドでは「奇跡の木」と呼ばれ、ビタミン・ミネラル・ギャバ・食物繊維・カルシウム…、さらに野菜からは摂れない20種類の必須アミノ酸まで含んでいる。
「美肌になった」「母乳がよく出るようになった」「水や空気を浄化する」など、モリンガの様々な話を聞くうちに、田村さんは「モリンガで困っている人を助けたい」と思うように…。 そして日本に帰国して考えたのが、モリンガのお茶だった。田村さんにとって、モリンガと同じくお茶も特別な存在。家族みんなお茶が大好きで、幼い頃よりいつも家族揃ってお茶を嗜む習慣があった。大好きなお茶とモリンガを組み合わせようと、田村さんはまず日本茶スペシャリストの資格を取得し、お茶の歴史や産地、淹れ方などを勉強した。
その後、素材の選定に取り掛かった田村さん。一切の妥協することなく探し続け、自身が理想とするモリンガや茶葉、そして尊敬すべき生産者との出会いを果たした。

田村さんの夢を叶えた、奇跡の出会い

田主丸で見つけた、有機栽培のモリンガ
田村さんが探し続けていた高品質なモリンガは、田主丸で見つかった。有機栽培を自ら実践し、地元農家にも推奨している「株式会社 産」。他との差別化を図るため様々な薬草を栽培するが、なかでも力を入れているのが薬効の高いモリンガだった。
「産」では化成肥料の代わりに、独自の微生物活性剤「Ookubo Love」を使用する。「Ookubo Love」は、ヨーグルト・納豆・砂糖・イースト菌で作られる「えひめAI」に、海のミネラル・海苔を加えたもの。すべて食べられる素材を使う、安心・安全な有機栽培を行っている。
田村さんはその栽培法に深く感銘を受け、自身がプロデュースする「cica tea」にはすべて、ここ「産」のモリンガを使用している。

人里離れた山奥にある、有機歴44年の製茶園
「株式会社 産」のモリンガと一緒にブレンドする茶葉は、浮羽の山の奥で栽培されている。育てているのは、有機栽培に心血を注ぐ製茶園の3代目、田村さんが尊敬する生産者だ。茶畑は軽トラでしか行けない人里離れた場所にあり、製茶園も決してアクセスの良い場所ではない。しかし、田村さんは必ず自分で茶葉を受け取りに行くという。実際に生産者の方々と話し、本やネットにはない生の声を聞きたいからだ。こうした生産者との交流を通じて、田村さんは有機栽培の大変さ・過酷さを知ったという。
田村さんの「cica tea」には、モリンガと茶葉をブレンドする。現在のラインナップは、モリンガ+有機ほうじ茶・モリンガ+有機和紅茶・モリンガ+有機煎茶・無農薬バラ茶の4種類。その4種類すべてに生産者の情熱、そして田村さんの生産者に対する感謝の気持ちが込められている。




経営革新計画を策定してみようと思ったきっかけは?

「モリンガの良さをもっと多くの人々に知っていただきたい。」そう思って、今回はキャンディーを作りました。もともと最初にモリンガをお茶として販売しようと決めたのも、お茶なら気軽に試していただけると考えたからです。
でも、実際に店舗に立ってお客さまとお話していると、「お湯も沸かしたくない」という方がけっこういらっしゃいます。そこで、お茶よりももっと手軽に手に取れるものを考えて、モリンガのキャンディーに辿りつきました。

経営革新計画の内容

Q. 新商品の概要と、その新規性を教えてください。
「モリンガを原材料とした新商品開発ならびに直営店舗の出店による販路開拓」です。今回、新商品としてモリンガパウダーを使ったキャンディーを開発しました。弊社のモリンガパウダーに、友人の酒蔵が製造する塩こうじを合わせたキャンディーです。
製造は筑後の飴屋さんにお願いしたのですが、試食のために何度も足を運びました。「体に良いものを」と思っているので、塩分は控えめ。添加物などは一切、使用していません。 また、今後はエマックス・クルメ2Fにある「Makes.shop」というお店の一画を借りて、商品を常設することにしました。せっかく田主丸産のモリンガを使っているから、まずは久留米から発信したいと思っています。

Q. 将来の展望は?
キャンディーを作ったことで、高齢者の方や手の不自由な方にも食べていただきたいと思っています。モリンガパウダーはこぼしてしまうこともあり、気軽に摂取できるものではなかった。でも、キャンディーならその心配はありません。
また、「Makes.shop」ではお茶やキャンディーのほか、モリンガの鉢植えも売る予定です。もともと海外ではモリンガの葉をサラダにしたり、鍋に入れたり…、いろんな料理に使われています。自分でモリンガを育てることができれば、モリンガを日常的に美容や健康のため活用していただけるのではないかと思っています。

経営革新計画を策定してみていかがでしたか?

Q. 策定期間中、どんな支援を受けましたか?
経営指導員さんにはいつも、困った時に話を聞いてもらっています。経営指導員さんって、諦めないんですよ。「無理です」とは、絶対におっしゃらない。自分のこれまでの経験を話してくれて、成功したケースを紹介してくださいます。
正直に言うと、私には経営革新を取得するメリットが分からなかったんですよね。「経営革新なんて必要かしら?」って。でも、そうじゃないと教えてもらいました。専門家の先生にいろんなことを相談して、一緒に事業計画を立てて、そして経営革新をとる。そうやって着実にステップを踏んでいくことで、成功した例などをたくさん教えてくださいました。

自社PR

日本の丁寧な加工があってこそ!モリンガの良さだけを引き出す
シンガポールのデパートに出展させていただいたとき、現地の女性が「モリンガは不味いから嫌いなのよね」とおっしゃいました。そこで、「日本のものはちがうから試してみて」と言って、モリンガパウダーを一匙分だけ試食していただきました。そうしたら「これは美味しい!」って、驚いてくださいました。
うちのモリンガパウダーは、「産」の田主丸産モリンガ100%。モリンガの葉は薄くて、手摘みするのは大変です。でも「産」では葉っぱだけを丁寧に手摘みして、2時間以内に13〜14時間ほどかけてゆっくりと乾燥していきます。
乾燥するときも葉っぱが重ならないように並べるなど、本当に仕事が丁寧。こういうところが、日本ならではと感じています。種から発芽させて丁寧に育て、炎天下の中で、全て手摘みで作業してくださる生産者の皆さんに感謝しています。

モリンガパワーを多くの人に実感してもらいたい!
弊社の商品には、農薬や添加物などがまったく入っていません。なので、出展させていただいた百貨店の店員さんには、モリンガパウダーを化粧水や美容液に混ぜて、パックとして使っている方もいらっしゃいました。「皮膚科で治らなかった赤みがひいた」と言ってくださる方もいて。皆さん、いろんな方法でモリンガを取り入れてくださいました。日本でも「九州福岡県田主丸産・奇跡のモリンガ」を根付かせ、たくさんの方々に実感していただきたいと思います。

この事業者のサイトを見る(外部リンク)