女性の悩みトップのシミケアに特化した最新マシンを導入

サロン La mere
久留米市田主丸町野田1703-2
■代表者: 田中 志穂
■計画承認日: 2022年9月12日
 
■TEL: 090-9071-3055

事業内容

美容業界に15年以上携わり、久留米市初の再生美容フェイシャルを手掛ける女性専用サロン「La mere」を経営。2022年、お客様からの需要が高かったシミケアに特化した新マシンを導入し、新たな顧客を開拓する。

About us 会社概要

9割ものお客様が悩むシミケアの難しさ
久留米市初の再生美容フェイシャルを手掛ける女性専用サロン「La mere(ラ・メール)」。美容業界に20年近く携わってきた経営者の田中志穂さんは「顧客は40代から80代までいらっしゃり、その中でもシミのお悩みが一番多いんです」と話します。お客様のうち、9割もの方が悩むシミは、あらゆる美容メニューのなかで最もケアが難しく、時間がかかります。全体的なアンチエイジングケアの再生美容とは違い、シミは局所的な施術。しかも、お客様によって“悩み”の深さが違います。
シミの元となるメラニンは肌の中で深く層になってたまっており、新陳代謝を促してメラニンを押し上げ排出する……というのがエステティックのシミケアの基本。一般的なクリニックではレーザーで焼くこともありますが、レーザーにもデメリットはあります。肌の新陳代謝のサイクル(ターンオーバー)が途絶えるくらい、レーザーは強力なパワーで焼き切るので、残ったシミへの対応が難しかったのです。お客様からも「レーザーを受けるより、エステで何かできないか」とずっと相談されてきました。これまでの再生美容だけではシミ自体がお客様の満足するレベルまでケアできなかったため、補助金を申請し、新しいケアメニューを増やしたのです。

生き方の素敵な女性と多く出会える業界
新しく導入したマシンはシミに直接働きかけ、あくまで肌の新陳代謝、ターンオーバーの力でシミの排出を促していきます。メーカーによると久留米市内で他に導入している店はまだ1~2店舗くらいだったため、いち早く導入してお客様の悩みに対応したいと田中さんは考えました。また、新たにシミに働きかける化粧品もラインででそろえて、エステケアとホームケアの両面からお客様の望む美しさを叶えようと準備に取り掛かったのです。
新機種を導入してできたケアのコースは3カ月、6カ月など長期のものを設定しています。単発のケアをあまり引き受けないのは「結果を出したいから」。サロンのコンセプトとしても、結果を出すことを一番大切にしており、「お肌のサイクルについて話しながら、悩みを解決するためのベストの時間とケアの回数を提案しています」と田中さん。加えて、「気が合う」「落ち着ける」「外ではあまり話せないことも話せる」と通ってくださるお客様も多く、田中さんならではの接客も、お客様が長く通いたくなるポイントです。実力のある最新マシンでのケアと、サロンに行く日が楽しみになるコミュニケーションで、お客様の「きれいになりたい」気持ちをサポートしています。




Management Innovation 経営革新

PR手法について
以前は広告を出したり、チラシをまいたりしていました。シミケアのターゲット層として40代を中心に考えているので、直近はWeb集客に力を入れ、Googleに広告を打っています。

今後の展開
エステを始めて20年が経ち、達成感も感じています。これまで1人で経営してきたので、次は後進を育てたいと考えるようになりました。今のお客様も大事にしつつ、他のスタッフとも一緒に店を経営していきたいと考えています。

田主丸町商工会の存在に助けられたこと
全てサポートしてくれるのではなく、「まずは自分自身のために、理念や計画づくりに取り組んでみましょう」という方針。最初は「できるかな」と思いましたが、この経験が最もためになりました。自分自身の経営者としてのスキルもブラッシュアップされたと思います。他の人にも「頼れるところがあるよ」と紹介しています。

Future その後の展開と未来への展望

長年の経験から、内面の美しさも大事に
はじめは美容業が楽しくて勤めていたという田中さん。経営者となってお客様と接するうちに、「なんて素敵な方が多いんだろう」と感じるようになりました。仕事を一生懸命続けてきた方も多く、考え方や価値観を伺うにつれ、「生き方そのものが素敵」と感銘を受けるのだそうです。
「私もこうありたい」と田中さんはお客様に学ばせてもらうことも多いのだとか。外見の美しさだけでなく、内面の在り方や、やりがいを持って日々過ごす姿勢など、さまざまな要素がトータルで“素敵な女性”を形づくっているのだと知ることが、「今は一番楽しい」と言います。お客様の美に関わりつつ、お客様から影響を受けて勉強を始めるなど、自らの内面の美しさも磨いています。

お客様の幸せのために4つ柱でサポートを
田中さんは常々、「美容・健康」「経済」「人間関係」「やりがい・いきがい」の4つの柱が人生において大事だと考えてきました。このバランスを高めるために田中さんはエスティシャンという仕事を選び、「やはり、トータルバランスが良くないと、高い幸福感は得られないということが、この20年で確信できたんです」と話します。美容は提供できる。健康面もサポートできる。やりがいを持っているお客様も多い。夫婦関係など人間関係の悩みについては、個性心理学の資格を生かして相談に乗ってきました。
ただ、経済については、エステサロンは直接的に関係しません。「会社経営者のお客様に多い組織の悩みなども応援していきたい」と新たな目標ができたのがきっかけで、田中さんは経営を学び始めたそうです。大企業の財務などを分析して自らの経営にも活かしつつ、株式投資などの経済活動を通して、人間性を磨いています。エステティシャンとして、そして経営者として、お客様の人生がより豊かに幸せであるように、トータルで力添えしたいと願っています。