磨き上げたネイルデザインで気分を上げるお手伝い

Nail salon Lune(ネイルサロン ルネ)
久留米市田主丸町野田1598-1
■代表者: 林田柚希
■創業: 2023年12月
 

事業内容

ネイルサロン勤務を経て2023年12月に独立し、自宅敷地内のプラ イベートサロンにて施術を行う。自然で透明感のあるカラーベース にしたシンプルな装飾が特徴で、20代~40代の女性を中心に人気 を集めている。

About us 会社概要

子どもの頃からの夢を実現
林田さんがネイリストという職業のことを知ったのは小学生の時。「卒業式で『将来はネイリストになりたい』という一つ上の女の子がいて、そんな仕事があるんだ…と思いました。それからネイルに関心を持つようになり、自分で爪の手入れや装飾をしてみるとすごく気分が上がって。すっかり虜になってしまいました」。就職してからもネイルに対する思いは変わることなく、働きながらネイルスクールに通いました。技能検定に合格するなどスキルを高めていきましたが、ネイリストはお客さんと1対1で向き合う仕事。人見知りだという性格もあって職業にする勇気がなかなか沸かなかったと言います。それでも一念発起して2022年5月に久留米市のネイルサロンに就職。ネイリストとしての一歩を踏み出しました。就職後も継続的にネイルスクールに通って技術を磨くうちに、友人などの勧めもあって独立を決意。2023年10月に自宅の一室で開業しました。

幅広いデザインニーズに対応
ネイルサロンのユーザーは、インスタグラムなどSNSにアップされた写真をチェックしながら、お気に入りのデザインを探しています。その好みは年齢や職業、ネイルをする目的によって千差万別。「『旅行に出かける前に気分を上げたい』『ライブに行く前にアーティストのイメージカラーで装飾したい』というようにイベントに合わせて来店してくる人もいれば、『仕事をしているので派手な装飾はできないけど指先を綺麗にしておきたい』という人もいて、幅広いニーズがあります」。一般的にネイルサロンで行うジェルネイルは、合成樹脂を使った専用液で爪をコーティングし、ライトを当てて固めるもの。マニキュアに比べて長持ちし独特の艶を出せるほか、パーツやシールを貼って様々なデザインを楽しむことができます。なかでも林田さんが得意としているのは、肌なじみの良い透明感のあるベースカラーにパーツやシールなどでワンポイントを加え、どんな服装にも合わせやすいデザイン。「派手さがないぶん仕事をしている人にもお勧めです。お客さまは20~40代の女性が中心ですが、なかには『いつまでもおしゃれをしていたい』という70代の女性も来られます」。




Founding 創業計画

・田主丸町商工会への相談のきっかけ
田主丸町商工会で勤務する職員と梶原さんの母親が、たまたま知り合いでした。その職員を通じて商工会の支援制度のことを知った母親が、林田さんに「一度相談に行ってみては」と勧めたのがきっかけです。

・創業に向けて受けた支援内容
2024年10月に創業支援塾を受講。指導員や中小企業診断士から「経営」「財務」「販路開拓」「人材育成」について学びました。「商工会でこんなに手厚い支援をやっているんだと驚きました。本当に何もわからないまま店をやっていたので、全てが勉強になりました」。特に役に立ったというのがSNS活用についてのアドバイス。SNSに詳しい講師から情報発信のノウハウや公式LINEを使った予約システム構築の方法などを学びました。実務に直結する内容だったためすぐに取り入れ、来店促進や予約の簡素化につながりました。

Future その後の展開と未来への展望

落ち着いたプライベートサロン
開業から約1年、転機となったのが2024年10月の田主丸町商工会での経営相談でした。SNSの活用について学び、新たにTikTokでの発信を開始。LINE公式アカウントを開設し、予約受付の簡素化を実現しました。さらにGoogleビジネスプロフィールに登録してGoogleマップ上への情報掲出にも取り組みました。2025年4月には建設業を営む父の協力を得て、実家の敷地内にプレハブ店舗を開設。白をベースにした室内にはリラックスして施術を受けてもらえるようにアームチェアや観葉植物などを置き、落ち着いたプライベートサロンが誕生しました。こうした取り組みによって新規来店者が増加。地元の久留米市内だけでなく、佐賀や大分など県外からの予約も増えてきました。

利用客の希望に応じた接客が好評
ジェルネイルは1時間30分から2時間ほどかかるため、利用者にとっては施術中の過ごし方も店を選ぶポイントになります。林田さんはカウンセリングシートを使って施術中にどう過ごしたいかを事前にヒアリング。ゆっくり過ごしたい人、会話が苦手という人はタブレットで映画を見てもらうなど、個々の希望に応じた接客を行っています。「〝その日の過ごし方を自分で選べるのがいい〟と喜ばれています。心地よく過ごしてもらえるように、お客さん自身がどう過ごしたいかを確認することを大切にしています」。サロンでの施術のほか、林田さんがデザインしたネイルチップ(付け爪)の販売も始めました。林田さんはアロマの資格も持っており、ネイルの持ちをよくし保湿効果を高めるオイルにもアロマを加えています。今後はお客さんが自宅でも塗れるよう、オリジナルのアロマネイルオイルの販売も考えています。店名のLune(ルネ)は、フランス語で「月」の意味。神秘的で優しい光を放つ月のように、自分のネイルデザインで多くの人を魅了していきたい。そんな林田さんの気持ちが込められています。