歯科衛生士提案のノンシュガージャム! カラダとココロに届く、ナチュラルな食品たち

株式会社 アンダンテ
福岡県久留米市田主丸町田主丸455-42
■代表者: 岩佐 ちえみ
■創業: 平成29年6月1日
■計画承認日: 令和1年9月30日
 
■TEL: 0943-72-4929

田主丸産フルーツで作る!歯科衛生士オススメのノンシュガージャム

代表の岩佐さんのご主人は歯科医院を経営しており、もともと「アンダンテ」はその受託業務を行う目的で創業した。しかし、今では、ジャムやナッツ、オリーブオイル、フラワーアレンジメントなどオリジナル商品の製造・販売を幅広く手掛けている。
代表の岩佐さんは自身も歯科衛生士の資格を持ち、オリジナルジャムの開発では「歯科衛生士としてオススメできる」ことにこだわり抜いた。それが、田主丸のフルーツとイソマルオリゴ糖、レモンだけで作るノンシュガージャムだ。岩佐さんのこだわりは、このイソマルオリゴ糖。イソマルオリゴ糖とは、味噌などの発酵食品の中にも含まれる天然の甘味料のこと。歯科衛生士として「白砂糖を使いたくなかった」と言う岩佐さんが最終的にたどり着いた、低う蝕性(虫歯になりにくい)の天然甘味料だ。オリゴ糖と謳っていても、商品によっては砂糖が入っていることもある。岩佐さんは100%のイソマルオリゴ糖にこだわり、通常のジャムよりも10%ほど糖分を抑えたジャムを作っている。「アンダンテ」のジャムは、発色が美しいのも特長のひとつ。もちろん着色料は不使用。イソマルオリゴ糖は食材の色を変えないため、素材そのものの美しい色を残しているというわけだ。

こだわりの商品たち

ジャムやナッツ、オリーブオイルにフラワーアレンジメントと、一見すると脈絡のない商品ラインナップ。しかし、それぞれにこだわりがあり、その完成度は高い。
無塩・無添加の素焼きナッツは、素材本来の優しい甘さを味わえる。契約農園のオリーブオイルもトルコ産の最高級オイルだ。
さらに岩佐さんはフラワーアレンジメントに関して約20年の経歴をもち、桂由美ブライダルショーのブーケを担当したこともある腕前。「自費でついていっただけだから」と謙遜するが、最後はパリコレにも行き、舞台装飾を手伝ったのだとか。
ただ仕入れた商品を売るのではなく、取扱商品の一つ一つに物語がある。岩佐さんを中心に集まった商品たちは素敵にパッケージングされ、魅力的なギフトセットとしても販売されている。




経営革新計画の内容は?

Q. 新商品の概要と、その新規性を教えてください。
歯科衛生士の観点から作った甘さ控え目のジャム。そのジャムを使った「おかずジャム」レシピを考案し、新しい食べ方を提案することにしました。
糖度を抑えるだけでなく、地元の果樹園で採れたフルーツをたっぷり使った、無添加の安心安全なジャムです。パンに付けたり、ヨーグルトに混ぜたりするだけでなく、毎日の食卓に使っていただけたらと…。
歯科衛生士と調理師、野菜ソムリエが集まって、当社のジャムやナッツ、オリーブオイルを使い、健康志向にこだわったレシピが出来上がったと思っています。

経営革新を計画から実行へ…

「おかずジャム」レシピの開発だけでなく、そのレシピを掲載したリーフレットを作成し、歯科医院などに置いてもらいました。
今は歯科医院でも予防医療に関する意識が高まっています。砂糖不使用のジャムを使った健康的なレシピを提案し、歯科医院に来られた育児中の母親たちに「食育」を意識してもらえたらと思っています。
お料理にジャムというと違和感があるかもしれませんが、ビーフシチューにイチジクのジャムを合わせると肉が柔らかくなりますし、塩味の中に甘みがあるととても美味しく感じるんですよ。

今後の取り組み

これまでの商品作りの経験を生かして、第二弾の経営革新計画「原材料調達から包装まで一貫して行う小ロットでのOEM生産の受託による販路拡大」に取り組むことにしました。
例えばジャムの場合、うちでは旬の果物を2kgずつ冷凍しているので、製造の単位が果物2kgになります。これだと出来上がりが瓶12個分ぐらいになるのですが、そんな小ロットでOEMを請ける業者はほとんどいないので、これをうちの強みにしようと思いました。
以前から、山口県のパン屋さんなどから「こんなジャムを作ってほしい」という依頼は受けていました。本格的に始めるに当たり、糸島市で食用バラを栽培している方からバラのジャムを作ってほしいというお話もいただいています。

始めようと思ったきっかけは?
私たちも最初はジャムを作れず、OEM生産してもらっていたのですが、そのときの最小ロットがジャム100個でした。1種類につき100個なので、数種類のOEMを頼むと数百個のジャムが届く。自分たちが在庫を抱えて大変な思いをしたので、小ロットで受託できれば需要があると思いました。もともとうちのジャムを置いてくれていたパン屋さんなどから、いろんな要望を受けた商品づくりをしていたので、OEMにも対応できるだろうということで始めました。

アンダンテの魅力を生み出すもの

人とのつながりから生まれる商品たち
じつは、もともとジャムを作り始めたのは岩佐さんではない。友達から「ジャムを作りたいからキッチンを貸して」と言われたのが始まりだった。知り合いに「ジャムが欲しい人がいたら紹介してあげて」と頼んでいたが、友達がジャムづくりを止めた後で、そのときの紹介話が舞い込んだ。そこで断らないのが岩佐さんの人柄だろうか。せっかく紹介してくれたのだからと、自らジャムづくりをイチから学び始めた。そこから始まる、こだわりのジャムづくり。その品質に信頼を寄せた取引先から「次は蜂蜜が欲しい」といわれ、必死に探しだしたのが、今も取り扱いのある「九州産はちみつ」と「百花蜜」だ。
さらに、ジャムと並び「アンダンテ」の主力商品であるナッツも、もともとは取引先に言われて仕入れたもの。大ロットでしか発注できなかったため納品分だけでは消費できず、いろいろなフレーバーを開発してオリジナル商品として売り出した。

愛される人柄が作り出す、愛される商品
お客さんの要望に応えるうちに、一つひとつオリジナル商品を増やしていった岩佐さん。商品だけを見ると、お客さんの期待以上の品質を提供するプロフェッショナルな姿勢がうかがえる。しかし話をしていると、素直な可愛らしさを持つ女性であることにすぐ気づく。「デザイナーさんにはデザイン料が高すぎるって文句をつけているの」と笑う岩佐さんだが、当のデザイナーからは「次はこんな商品を作れば?」「もうすぐバレンタインだけど?」と、しばしば電話がかかってくる。「私は好き勝手なことを言っていますけど、気にかけて電話をかけてきてくれる。有り難い存在です」。岩佐さんの上品で嫌味のない物腰が人を呼び、その人と人とのつながりから珠玉の商品が生まれるのだろう。

アンダンテな暮らしを届ける
音楽用語で「歩くようなテンポで」を意味するアンダンテ。田主丸のフルーツたっぷりのノンシュガージャムや、無塩・無添加の素焼きナッツ、そして美しいフラワーデザイン。アンダンテの商品は、どれも暮らしを彩る魅力に満ちあふれている。
忙しく過ぎ去る日々を、“歩くようなテンポで”過ごすことができたなら…。アンダンテの商品には、丁寧な暮らしを送るためのヒントがたくさん散りばめられている。

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